台風情報として最新の進路予想などをチェックする際には、youtubeのお天気ニュースや米軍の台風情報サイトなどを検索する場合があります。
しかし、実際のところ米軍による台風情報については、日本の台風情報とは異なる表記をしていたりするので、何がどうなっているのかを把握しにくい部分があるのも事実
そこでこの記事では、
- 台風の基本情報
- 台風の風速別の被害予想
- 台風の米軍最新情報JTWCとは
- 米軍JTWCの図面の読み方
などの情報をまとめています。
以下、おすすめの台風情報サイトです。JTWCとは別の情報サイトなどをお探しの場合は、参考にしてみてください。
おすすめ台風情報サイト
米国海軍の公式ウェブサイト
JTWC米軍台風進路予想アプリ
「Typhoon! Radar」Ver1.2.3
各国モデルの台風進路予想
台風情報リンク集HIR-NET提供

台風進路予想図(Google Maps版)
気象庁
米軍JTWCとは?読み方や意味まとめ
#tenki JTWC 台風28号予報.まだ更新されてなくTDのままだけど.進路は23日以降北東進,勢力は23日に中心付近の最大風速95kt(10分平均83kt)の強い台風に昇格後すぐ衰退してく予想.移動速度は落ちるけど気象庁みたく停滞する感じではなさげ pic.twitter.com/E2RmnAZbrE
— なえぴゃん (@naepyan) 2018年11月20日
JTWC
Joint Typhoon Warning Centerの頭文字を取ったもの、アメリカ海軍と空軍が共同で設置した機関・アメリカ合衆国とミクロネシア住民のために、
- 北太平洋地域
- 南太平洋地域
- インド洋地域
で発生する台風および熱帯低気圧を監視・警報する任務を負った機関
台風情報もココ最近は、ネットなどから情報収集する事がほとんどとなりました。
ネット検索で台風情報などを調べたとき、
「台風○○の米軍による最新進路予想」
などのワードを見た事があるユーザーも多いのではないでしょうか。
ユーザーによっては、気象庁の予報よりも米軍予想の方が正確で早い!とのウワサもあり、台風発生時にはとりえず米軍(JTWC)の最新情報を検索するという方もいるそうです。
しかし、精度に関してはあまり変わらないという意見もあるので、気象庁と米軍(JTWC)予想の両方を見て、今後の行動や対策の判断材料にするのが一番だと思います!
JTWCの見方・アクセス方法や使い方は?
検索エンジンにJTWCと入れて検索すればすぐ出てきます。
http://www.metoc.navy.mil/jtwc/jtwc.html
実際に検索しアクセスしてみると、この様なページが出てきます。
↓
次に、
画面右側の
「•TC Warning Graphic」
をクリック↓
JTWCの台風画像の見方
すると以下のような画像が表示されます。
この画像は6時間ごとに更新され、5日先の台風進路予想図と風速「17.2メートル」以上の暴風域の予想範囲を表したものです。
JTWCの台風画像の表記された数字の意味
周りの大きな赤色の点線で囲まれた範囲が、「風速17.2メートル以上の暴風域」
円から伸びた先に表示された数字が、「日付・時間」
- <例>
- 『 10/00z』の表示は、
- ↓
- 『 10日0時』と考える。
※表示時間は日本時間ではありません。アメリカによる情報収集機関なので、日本時間に当てはめる場合は、表示されている数字に+9(9時間)足して見るそうです。
- <例>
- 『 10/00z』
- ↓+9時間
- 『 10日9時』の状況を示している
台風の基本情報[過去の例を参考にしています]
2018年に発生した大型台風の情報を例にしています。
2018年大型台風28号「マンニィ」
【台風28号実況・予報 2018年11月20日 22:04】
台風28号(マンニィ)が発生しました。 pic.twitter.com/P8WrooWkuW— 特務機関NERV (@UN_NERV) 2018年11月20日
- <台風28号>
- 名称 MAN-YI(マンニィ)
- 大きさ —
- 強さ —
- 存在地域 トラック諸島近海
- 中心位置 北緯4度55分
- 東経153度05分
- 進行方向 西北西
- 速さ 15km/h
- 中心気圧 1000hPa
- 最大風速 中心付近で18m/s
- 最大瞬間風速 25m/s
- 暴風域(25m/s以上) —
- 強風域(15m/s以上) 中心から220km
大きな被害などが心配されるのは、中心付近の最大風速「25m以上」と言われています。
発生当時の28号に関しては、大きな被害となるレベルの台風にまでは発達しませんでした。
風速による被害予想
- 10~15メートル 歩きにくい
- 15~25メートル 転倒する人も
- 25メートル以上 立っていられない
- 30メートル以上 植木鉢の落下・物が飛んでくる
「台風28号が大型の台風に発達」した時の勢力
-22日・15:00ごろ-
- <台風28号>
- 名称 MAN-YI(マンニィ)
- 大きさ —
- 強さ —
- 存在地域 トラック諸島近海
- 中心位置 北緯4度55分
- 東経153度05分
- 進行方向 西北西
- 速さ 55km/h
- 中心気圧 1000hPa
- 最大風速 中心付近で30m/s
- 最大瞬間風速 45m/s
2018年西日本直撃「台風21号・22号の勢力」
【各地で深刻な台風被害】
台風21号による暴風が吹き荒れ、車や屋根が風で飛ぶなど大阪被害や関西空港の関空連絡橋の被害、関電の大規模な停電など、各地で深刻な被害が出ています #台風21号 pic.twitter.com/HaL0ktINUg— NHK生活・防災 (@nhk_seikatsu) 2018年9月4日
2018年に西日本に大きな被害を与えた「台風21号・22号」の勢力はこちら
- 台風21号
- 大きさ階級://
- 強さ階級:猛烈な
- 移動:西北西 20 km/h
- 中心気圧:915 hPa
- 最大風速:55 m/s (中心付近)
- 最大瞬間風速:75 m/s
- 台風22号
- 最大風速70m/s
- 最大瞬間風速85m/s
- 米軍予想
<<風速による被害予想>>
- 10~15メートル 歩きにくい
- 15~25メートル 転倒する人も
- 25メートル以上 立っていられない
- 30メートル以上 植木鉢の落下・物が飛んでくる
まとめ、
米軍による台風情報については、日本の台風情報とは異なる表記をしていたりするので、何がどうなっているのかを把握しにくい部分があるのも事実
そこでこの記事では、
- 台風の基本情報
- 台風の風速別の被害予想
- 台風の米軍最新情報JTWCとは
- 米軍JTWCの図面の読み方
などの情報をまとめています。
JTWC
Joint Typhoon Warning Centerの頭文字を取ったもの、アメリカ海軍と空軍が共同で設置した機関・アメリカ合衆国とミクロネシア住民のために、
- 北太平洋地域
- 南太平洋地域
- インド洋地域
で発生する台風および熱帯低気圧を監視・警報する任務を負った機関です。
サイトにアクセスする場合は、検索エンジンにJTWCと入れて検索すればすぐ出てきます。
JTWCサイト↓
■http://www.metoc.navy.mil/jtwc/jtwc.html
この記事では、米軍の台風最新情報サイトJTWCの使い方や画像の見方に関する情報をまとめています。
今年も、地震や台風などの災害が多い年です。
皆さんも、多くの情報を的確に収集し、事前の対策を心がけていきましょう!
台風21号・22号の情報まとめ
今年発生し、大きな被害の出た台風情報として「21・22」号の情報を載せておきたいと思います。
【各地で深刻な台風被害】
台風21号による暴風が吹き荒れ、車や屋根が風で飛ぶなど大阪被害や関西空港の関空連絡橋の被害、関電の大規模な停電など、各地で深刻な被害が出ています #台風21号 pic.twitter.com/HaL0ktINUg— NHK生活・防災 (@nhk_seikatsu) September 4, 2018
- 家屋倒壊・破損
- 車の横転
など、
台風28号が発達し日本に接近した場合にどの様な被害が想定されるのか?
最大風速の変化などに注意しながら、事前の対策をしていきましょう!
台風21号
最大風速:55 m/s (中心付近)
最大瞬間風速:75 m/s
台風22号
最大風速70m/s
最大瞬間風速85m/s
※米軍による今後の予想
風速の目安
- 10~15メートル 歩きにくい
- 15~25メートル 転倒する人も
- 25メートル以上 立っていられない
- 30メートル以上 植木鉢の落下・物が飛んでくる
2021年(令和3年)台風
2021年台風9号たまご・Windy米軍(JTWC)ヨーロッパ(ECMWF)
2021年(令和3年)台風10号たまごWindy・米軍(JTWC)
2021年(令和3年)台風11号たまごWindy・米軍(JTWC)
2021年(令和3年)台風12号たまごWindy・米軍(JTWC)
2021年(令和3年)台風13号たまごWindy・米軍(JTWC)
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