近年都心を襲うゲリラ豪雨の原因はバックビルディング現象と言います🤓
これは以前スーパーJチャンネルの取材を受けた時の動画です#目黒川 #目黒川氾濫 #目黒川警戒水位 pic.twitter.com/JoWPOjAA3A— よっㄘん (@yocwitter) 2018年8月27日
死者・行方不明者が「200人」以上となり「平成最悪」と報道される事となった「西日本豪雨災害」
この豪雨災害の原因となったのが「バックビルディング現象」という巨大積乱雲の連続発生による物だという事がわかりました!
この災害に対して予防策があるとすれば、常日頃から「いつでも逃げれる準備をしておく!!」これしか出来ないと思います。
しかしこの現象、聞き慣れない名称ですよね…わたしも今回はじめて聞きました。
しかし、実際のところこのバックビルディング現象は、「特別な現象」というわけではなく、日本の「線状降水帯」による豪雨災害の頻度が近年増しているそうです。
線状降水帯(せんじょうこうすいたい):発達した積乱雲群がほぼ同じ場所を通過または停滞することで作り出される強い降水をともなう雨域」 [ウィキペディア]
今回は、この「バックビルディング現象」について情報をまとめてみました。
- バックビルディング現象とは?
- 通常の積乱雲との違いは?
- 線状降水帯とは?
- バックビルディング現象の発生条件は?
バックビルディング現象とは!?
朝倉周辺の大雨、九千部山や脊振山によるバックビルディング現象によって形成された線状降水帯が原因。 pic.twitter.com/ovDefDAl3a
— Umeboshi (@UmeboshiGohan) 2017年7月6日
風上で「積乱雲」が「連続発生」し
風下で「雨が激しく降りつづける現象」
風上「後方」の積乱雲が「並んで見える」事からこの名称が付けられた。
【いま見直したい過去の大雨災害】明日1日も西・東日本で大雨のリスクがあります。
今回のように停滞する前線と暖湿流によって発生した豪雨が、2014年8月の広島豪雨。強い雨を継続させたのは『バックビルディング現象』と呼ばれるものでした。https://t.co/DcK9uw4rSl pic.twitter.com/SJhHLJ9Jih— ウェザーニュース (@wni_jp) 2017年6月30日
通常の積乱雲とのちがい
通常積乱雲は、「狭い範囲」で一時間に「20㍉程度の雨を降らせ」消滅してします。
しかし、「バックビルディング現象」によって発生した積乱雲は、次から次へと「連続的に発生」し、並んだまま状態で広範囲に「一時間に100㍉を超える猛烈な雨」を降らせ続けます。
線状降水帯とは!?
線状降水帯(せんじょうこうすいたい)
「次々と発生する発達した雨雲(積乱雲)が列をなし、組織化した積乱雲群によって数時間にわたってほぼ同じ場所を通過または停滞することで作り出される、線状に伸びる長さ50~300km程度、幅20~50km程度の強い降水をともなう雨域」
(気象庁が天気予報等で用いる予報用語)
線状降水帯は、「発生場所の特定」が非常に難しいそうです。
しかも、予測がしずらい上に日本列島「いつどこで起こってもおかしくない!」という状態で、台風が連続発生する時期「まさにいまですね!」などは、特に注意が必要との事です。
専門家でさえ「予測が困難」な自然災害ですから、一般人の僕らには到底予測など出来るはずも有りません。
常日頃からの「避難準備・飲料水の備蓄」などが重要な対策となってくるでしょう。
バックビルディング現象の発生条件は?
バックビルディング現象の発生には、まず線状降水帯の発生が条件となります。
線状降水帯(せんじょうこうすいたい):「次々と発生する発達した雨雲(積乱雲)が列をなし、組織化した積乱雲群によって数時間にわたってほぼ同じ場所を通過または停滞することで作り出される、線状に伸びる長さ50~300km程度、幅20~50km程度の強い降水をともなう雨域」
線状降水帯は「発生場所の特定」が非常に難しいそうです。
予測がしずらい上に日本列島「いつどこで起こってもおかしくない!」という状態で、台風が連続発生する時期などは、特に注意が必要との事です。
ただし、発生しやすい4条件として以下のようなものがあります。
- 雲の元となる暖かく湿った空気の流入
- その空気が山や冷たい前線とぶつかり上昇
- 積乱雲を生みやすい不安定な大気状況
- 積乱雲を一定方向に流す風が出ている
また、中緯度の線状降水帯については内部構造により、
- スコールライン型
- バックビルディング型
- バックアンドサイドビルディング型
に分類されるそうです。
バックビルディング現象…?
下界の人達は相変わらず面白い名前を付けるわね…
雷神様の新技かしら⚡ pic.twitter.com/CQRtnSlyav— Shihon[カミナリ様] (@Kaminari_grgr) 2017年7月6日
「平成最悪!」と報道される事となった「西日本豪雨災害」の原因になったのが二番目のバックビルディング現象という事です。
専門家でさえ「予測が困難」な自然災害ですから、一般人の僕らには到底予測など出来るはずも有りません。
常日頃からの「避難準備・飲料水の備蓄」などが重要な対策となってくるでしょう。
過去日本で発生したバックビルディング現象
- 2013年7月 山口・島根県
- 2014年7月 沖縄県・新潟県
上の地域で被害をもたらした豪雨などが、積乱雲のバックビルディング現象によるものとみられている。
西日本豪雨、積乱雲の連続発生 「バックビルディング現象」を確認 防科研 https://t.co/KQEaw9PEoa
— 産経ニュース (@Sankei_news) July 10, 2018
まとめ、
バックビルディング現象という一見聞き慣れないものですが、以前から観測されている現象のようです。
今回の西日本豪雨レベルの「災害」がいつどこで発生するか分からないとなると、何よりも「逃げる」ことを優先にした備えが必要になってくると思いました。
バックビルディング現象とは!?
風上で「積乱雲」が「連続発生」し、風上で「雨が激しく降りつづける現象」
風上「後方」の積乱雲が「並んで見える」事からこの名称が付けられた。
通常の積乱雲とのちがい
通常積乱雲は、「狭い範囲」で一時間に「20㍉程度の雨を降らせ」消滅してします。
しかし、「バックビルディング現象」によって発生した積乱雲は、次から次へと「連続的に発生」し、並んだまま状態で広範囲に「一時間に100㍉を超える猛烈な雨」を降らせ続けます。
線状降水帯(せんじょうこうすいたい)とは?
「次々と発生する発達した雨雲(積乱雲)が列をなし、組織化した積乱雲群によって数時間にわたってほぼ同じ場所を通過または停滞することで作り出される、線状に伸びる長さ50~300km程度、幅20~50km程度の強い降水をともなう雨域」
(気象庁が天気予報等で用いる予報用語)
線状降水帯は、「発生場所の特定」が非常に難しいそうです。
しかも、予測がしずらい上に日本列島「いつどこで起こってもおかしくない!」という状態で、台風が連続発生する時期「まさにいまですね!」などは、特に注意が必要との事です。
専門家でさえ「予測が困難」な自然災害ですから、一般人の僕らには到底予測など出来るはずも有りません。
常日頃からの「避難準備・飲料水の備蓄」などが重要な対策となってくるでしょう。
今回の西日本豪雨は、専門家ですら「予測できない!」という「自然災害」ですが、台風が多い日本という地域では今後も起こる可能性が高いと思うので、出来る限りの備えをしていきましょう。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
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